こんにちは。監理担当の村田です。
夕刻18時半。
建設系の、とある企業様の技能実習生の寮の一室におじゃましました。ここでは2名が生活しています。
今日の仕事を終え、シャワーを浴びてようやく一息つける時間ですが晩ごはんの支度が始まっています。
今日のメニューは鍋。
具材を丁寧に下処理し、切り分け、スープを作ります。
今日の具材は白身魚の切り身、鶏のキンカン、手羽先、豚の軟骨、肉だんご、ニラ、白菜、油揚げなど。
随分と手際がいい。これはタダモノではないな…
「Hくん、ベトナムで調理経験があるの?」と聞くと、「はい。レストランで働いていました」
やはり。
鍋が出来上がったようです。
そろそろ帰ろうかな、と思っていたら、
「せんせい(監理担当の私のこと)も食べていってください。お酒もあります。」
鍋のかたわらには芋焼酎の紙パックが。これをストレートでちびちび呑むのが楽しみのようです。
せっかくのお誘いですが、私はこのあと車を運転しなくてはならないのでお酒は抜きにして、少しだけ鍋のご相伴にあずかることに。
「どうぞ」
渡されたお椀には、色々な具材が入って美味しそうに湯気を上げています。
ダシは何のベースかわかりませんが、さっぱりしています。
別皿に塩とトウガラシとレモンを混ぜたつけダレ?が用意されていて、ちょっとずつそれに付けていただきます。
うん、なかなか美味しい!
「いつも2人だけの食事はさびしいヨ。せんせい一緒だと楽しいです。いつでもごはん食べに来て。」
「ありがとう。きっとそのうち後輩が入ってくるから、さびしくなくなるよ」
こうして夜は更けていくのでした。